兵庫県道292号 下立杭柏原線(止)

途切れ県道の面白さを最初に教えてくれた県道、残念ながら分断部分を踏破できる系の途切れ県道ではない。 また、兵庫県の途切れ県道によく見られる端部近くまで2車線ということはなく、ありきたりな途中から林道のようになりそのうち行き止まりを迎える。 分断区間は2ヶ所あるが、それぞれ並行して別に県道があり、この部分が開通することはまぁないだろう。 国道175号線と176号線の間にある南北をつなぐ道、国道を走らず車通りの少ない健やかな道としてかなり有用(個人的に)。 沿線には六古窯の一つである「丹波立杭焼」の里や黒石ダム、丹波竜の里公園(丹波竜発見地展望広場)などがある。また飲食店はほぼないと思った方が良い、GSもない。
調査日:2005年10月 再調査:2009年,2019年,2020年 再更新日:2010年6月 再更新日:2020年5月

県道141号線分岐・丹波篠山市今田町下立杭 起点 @レポート:下立杭→四斗谷(行止り)
三田市と丹波篠山市の市境「三本峠」を越えてすぐのところで「兵庫県道141号 黒石三田線」から分岐する。 r292はここを右折する、r141は直進。この「ようこそ」は現在「ようこそ日本六古窯丹波の里 篠山市今田町へ」となっている、いやもしからしたら「丹波篠山市」となってるかも。 [地図]

白破線 r141と違ってこちらは白破線だ。

下り左カーブ このカーブを曲がると道は下りとなる。

谷に下りる 四斗谷川の流れまで一気に下っていく。

四斗谷川渡河 「発展橋」で四斗谷川(しとだにがわ)を渡る。この「発展」とは里の発展を願ってなのだろうか。

県道141号線への道 左折すると再びr141に戻れる。 [地図]

黄色実線 黄色実線になった。

下立杭地区 下立杭の集落を行く。最初に「六古窯」と書いたように、立杭は「越前焼」「瀬戸焼」「常滑焼」「信楽焼」「備前焼」と並ぶ「丹波焼」の里だ。

立杭陶の里 右折すると立杭焼(丹波焼)のことが学べる「立杭陶の郷」へ。 [地図]

上立杭 上立杭の集落を行く、下立杭同様多くの窯元がある。

美山台 美山台という緑溢るる住宅地への道が分岐している。

登り窯 その分岐を超えると広々とした歩道が現れた、道路脇に登り窯があった。

玉子かけご飯のお店 左手にTKG屋さんができてた。

休場集落 休場の集落を行く。

国道への道 左折するとR372(西向き)へ早く出られる、県道は直進。 [地図]

水梨川渡河 「下小野原橋」(しもおのばらばし)で水梨川を渡る。

艶歌 「艶歌」である、カラオケ屋さん?

草野駅への道 右折するとJR「草野駅」方面へR176に出られる、県道は直進。 [地図]

上小野原地区 上小野原地区を行く。

旧四斗谷川渡河 「小野原橋」(おのばらばし)で四斗谷川を渡る。不思議なことに四斗谷川は250m程東を流れているのだが、 河川改修が行われてこれは旧河道なのだろうか? 水路にしか見えないが水は流れていた。

国道372号線交差 「上小野原」交差点で国道372号線と交差する。 r292はここを直進する、左右の道がR372。右手の角にあったコンビニエンスストアがなくなっていて悲しい。 [地図]

中央線消失 交差点を越えると途端に中央線がなくなってしまった、以降単独区間において中央線が現れることはなかった……あ、いやわずかにあったか。

再度四斗谷川渡河 「井根口新橋」で再度四斗谷川を渡る。

待避所 待避所があった、あまり離合に困るほどの道ではないけれど。

山に吸い込まれる 山に吸い込まれていく……

三度四斗谷川渡河 「井根口橋」(1965年3月架)で三度四斗谷川を渡る。

井根口池畔 「井根口池」畔を行く。

再び人家が 再び人家が見えてきた、家のところでキュッと幅が絞られる。

西川渡河 西川を渡る。

公民館の前で左折 公民館のところで県道は左折する、MapionやGoogleMapではもう少し先で曲がることになっているがここはマップルや国土地理院地図に従う。 [地図]

1車線 とたんにこれである。

待避所と交差点 待避所兼交差点、対向車に合うのもまれではあろうが。

ハイキングコース? 初めて来たときは途中登り行くハイカーに出会う、登山道になってるのかな?

さらに絞られる 更にちょっと絞られた。

魔界への入り口 最終人家、そして魔界への入り口。

さらに幅員現象 1車線がさらに車の幅まで狭まる。

ダートに そして舗装が途切れる。

四脚駆動強し! 完全なダブルトラックの跡がある締まったダート、今でも頻繁に需要があることが分かる。 初めて来たときはここで野ウサギに出会った。すばしっこく駈けてしばらく追いかける形で走った後藪の中に消えていった、さすがは四脚駆動。

歩道消失 日がさして明るい場所、轍草は相変わらず繁茂。

再度西川渡河 立派に(?)デリネーターがある、実は再度西川を渡っている。

急な上り ここから急な上りとなる。

フェンスで囲われた何か フェンスで囲われた何かがあった。

ぱっと視界が開ける そしていきなり視界がパッと開けた、何やら門のようにも思える。

四斗谷側端部 四斗谷側の端部。どうやら森を切り開いた何かの作業場のようだが、人家の様なものがあるが生活の気配は全くしない。檻が複数あり、犬も数匹飼われていたのがとても印象的だ。 なんだかゾクッとしたので早々に退散した。ここから山へ上る様な車が通れるほどの道は見あたらなかった。 [地図]