@レポート:上宿→杤梨
「上宿」交差点で国道372号線から分岐し旧国道を行く。
r543はここを左折する、R372は直進。
[地図]
辻川を「辻川橋」で渡る。
篠山口駅行きの路線バスとすれ違う。かつての国道372号線は、このように民家の軒先すぐをかすめており、時折大型車が損傷させていたという。
井ノ上の集落内で左折する。 [地図]
田圃の中を行く。
離合に苦労しない程度には広い1.5車線の道。
直線でやってきた道がここで一旦折れる。
路肩の草の蔓延りようが少し怪しくなってきた。
人里から離れ山の際を進む。
ここを左折すると、篠山側を渡って向こう側のr702に出られる。 途中から並走してきた国道篠山線跡がここで横切る。 [地図]
右手の石垣上に国鉄篠山線が走っていた。
ここから国鉄篠山線の旧線路敷きを行く。
振り返ってみる、石垣から下りてきた廃線跡。
ここから先は線路敷きをそのまま道路に転用しているいる。 では当時の“道”はどうだったのかというと、左手の一段下がったところにあるのがソレである。
村雲ストレート(勝手に命名)。
ビニールハウスが建ち並ぶ。
その少し行ったところに国鉄篠山線「村雲駅」跡がある。といってもその痕跡は全然全くちっともサッパリ、ない。 [地図]
左手に行ったところにグランドがあり、そばになにやら碑があった。
篠山線は、1944年に開通し1972年に廃止となったようだ。
当時使用されていた駅名標。
こうしてみるといかにも元鉄道敷きっぽい。
この辺りはずいぶんと道幅がある。
この先のカーブで篠山線は直進し、箱谷・二之坪・小野新と抜けて福住へと抜けていたが、その間は全く鉄道跡が残っていない。 県道は篠山線鉄道敷きから離れ左にカーブして行く。
杤梨地区を行く。
この先で籾井川を渡る国道と同じ高さまで上っている。
で、ここで素直に国道に合流して県道は終わりを告げるかと思いきや…… [地図]
県道は手前の路地に折れる、さすが県道素直じゃない。
杤梨で国道173号線に合流してr543は終わりを告げる。 左右の道がR173。 [地図]